『鉄腕バーディー・13』の感想

『鉄腕バーディー・13』 img20060709.jpg
 ゆうきまさみ
 小学館ヤングサンデーコミックス 2006.7.5 \505


<ご紹介>
廃墟好きの高校生・千川つとむと、彼と体を共有することになった、
豪腕鉄腕ガチンコ体質な宇宙人(!!)バーディーが繰り広げる、
二心同体SFアクションコミック。

詳しく?は、11巻のレビューをご参考ください♪(詳しく書いてはいないんじゃ・・・)

13巻は、12巻から続くバーディーの幼少期編。
一般のアルタ人とは違い、作られた存在である調整アルタ人のバーディーは、
偏見と差別という社会の中で、養育係の人形・ヴァイオリンと元気に過ごしていた。
けれど、様々な思惑と陰謀の中、戦闘用の人形がバーディーを襲う。
ヴァイオリンは体を張って彼女を助け、そして…!?


<感想>
宇宙人にも、いろいろあるのね・・・。
と言うのが、正直な感想(笑)。
いや、それくらいよく描けているのです。
「虫人間!!」「トカゲ男!!」とお互いに言い合うくらい姿形さえ違う宇宙の人種。
その割りに、私たちと同様の嫉妬心やプライドがあったり、逆に常識が通じなかったり…。
なかなか興味深いです。
でも、普通に世界史を学んでいても入り組んでいて難しいけど、
この漫画の世界観(宇宙観?)も、相当入り組んでいる。
「このテロって何が原因だったんだっけ??」などと前巻から読み返して
やっと理解したりそれでも分からなかったり。

でも、不思議なのは、それでも面白いってこと。
小さい頃に同作者の『機動警察パトレイバー』を読んだ時も
「OSって何? 韜晦ってどういう意味!?」と分からないながらも、充分面白かった。
今、全く同じことをまた繰り返してる感じ。
当時よりは、私もさすがにレベルアップしてるハズだけど、
作者もさらにアップしてるから、この差はなかなか縮まらないようです(笑)。
長く読んでいて楽しい。 それがゆうきまさみの魅力かも。

13巻はなんていうか、ヴァイオリンとちびバーディーの家族愛物語がメインなので、
私のイチバン弱いところをくすぐられてしまい、切なくて泣きそうでした。
そのうえ、子供同士の友情もしっかりあって。
アルタ人だという理由で、バーディーとケンカばかりだったクレドが、バーディーのことを
「そうだよ化け物だよ!! 化け物だけど、友達だ!!」と叫ぶシーンとか。
バーディーが「創られた存在」だと初めて知ったつとむが、彼女を想って怒るシーンとか。
そういうのを見ていると、
宇宙とか地球とか人種とか姿とか、大切なのは全然そんなんじゃなくって、
相手を思いやる基本は変わらないんじゃないか、
と思いましたよ。

ところで、回想シーンで2巻分消費してますが。
レビの目的って、結局何なんだろう・・・?(笑)
次巻から新章ということなので、そろそろメインストーリーが動くのかな?
と楽しみにしつつ。
個人的には、★★★★☆。

ある程度巻数が溜まってからまとめ読みした方が、絶対面白いタイプの作品。


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