『LaLaDX9月号(2009年)』の感想・前編

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『LaLaDX9月号』

白泉社
2009年8月10日/¥657+税






<感想>
表紙は『図書館戦争LOVE&WAR』、巻頭カラー読みきりは草川為『サテライター』。 ふろくは『夏目友人帳』よりニャンコ先生ハンドタオルでした。 『LaLa』でもやってる全サは、オールキャスト日めくりカレンダーなんだけど、私のような不精者は絶対に「日めくり」しないから、応募しない気満々です(笑)。 それより気になるのはニャンコ先生抱き枕ですよっ!!(笑) 欲しいなぁ…。

今月号はどれも面白くて、個人的にもの凄く満足な1冊でしたw どれが1番とか言えないくらい楽しめたけど、好きだった連載がどんどん終わってしまうのだけが淋しいです。 萩尾さん、天乃さん、お疲れ様でした!! 次回作もめちゃめちゃ楽しみにしてます!!



●森生まさみ 『一緒にショコラ』
めちゃめちゃ好みでした…(笑)。 年上少女×年下少年と言う設定面だけではなく、ほんわかした雰囲気の中でのお約束なドキドキ感とか、「甘い壁のなかに熱さが隠れている」フォンダンショコラが蕾ちゃんたちの心境を表してる構成とか、もうすべてが良かった。 私の漫画の原点は、やっぱり森生さんにあるんだなぁと再認識ですw
何ていうか…ピンチに必ず駆けつけるタカシくんですが、蕾ちゃんのことが気になって目が離せなかったんだろうなーと思うと、微笑ましくて仕方ない(笑)。 広い背中に甘えちゃダメだと思いつつ、苦手な雷につい本音が行動になっちゃうシーンとか、一つ一つに無駄がない。 ずっと蕾ちゃん視点だったので、タカシくんが彼女を好きになるきっかけ(雷のシーンは決定打でしょ?)が描かれなかったのだけが心残りかな。


●橘裕 『うちのポチの言うことには』
響くんがストレートな恋慕をこめて呼ぶ「姫様」より、ポチが激情を抑えて呼ぶ「お嬢様」の方に断然グッと来ました!! ドキドキも絶好調です(笑) ピンチに間に合うのは、犬だから? 忍びだから? …多分、大好きだから、なんだろうなw 体温をコントロールする離れ業を為してでも近くにいたいポチが可愛かったです。 まぁ、フラれるより兄に殺され(そうにな)ることを選ぶ響くんも可愛いですが。 でも何より誰より、動物園ではしゃぐ花織ちゃんがめっさ可愛かったですw


●萩尾彬 『シュガー☆ファミリー』
最終回でした。 私はデビュー受賞作から萩尾さんのファンなので、この初連載はとても嬉しかったです。 4年間お疲れ様でした!!  
それにしても…帝一が妹妹ってうるさかったのは、夕夏ちゃんを妹だと思い込もうとしてた…っていう気持ちが強いと思ってたけど、『まだ義兄妹じゃないよ』に箍が外れたところをみると、ビンゴだったみたい。 冒頭で七壬さんに『――オレのものだ!』と自分の気持ちを「言葉」として突きつけさせられ、夕夏ちゃんには「行動」で自覚させられ…それで出た言葉が「あれ」なら、合格点をあげましょうw ホントはちゃんと「好き」って言葉を聞きたかったけど…単行本でおまけにしてくれないかなーと期待中ですw

それから。 夕夏ちゃんが帝一との関係を壊すことを恐れている以上、帝一の「本音」を突きつけるのは七壬さんしかいないと思ってはいたけど、今まで私が(というか読者が)言いたかったことを全部帝一に伝えてくれたから、なんだかスッとしましたw 
新も…夕夏ちゃんは彼のことを、きっと本当に好きだったんだろうと思います。  帝一が「妹」を望んだように、彼女もまた新に「弟」という安定を望んでいただけ。 でもそれは帝一の望みとともに叶わなかったわけです。  どんなに近くにいても兄妹とは思えない存在もいるのに、逆も存在するなんて…ホント恋って、不思議だ。
いずれにしろ、夕夏ちゃんが幸せそうなので私は満足ですw 「先生」の理性がどこまで保つのかも楽しみだ(笑)。  


●仲野えみこ 『帝の至宝』
全然関係ないけど、最初にどーしても言いたい事が!! 仲野さん、私も平井さんの大ファンなんですっ!!!!(笑) バラ園からの中継は私も見てたけど、素敵でしたよね…w  他の人が着ないような淡いレモンイエローとか桜色のスーツを着ちゃうところも大好きです(笑)。 以上、野村正育アナウンサーと並んで、りるが大好きなNHKキャスター話でした。 ホント関係なくってスミマセン…。 ちなみに女性ならテレ東の塩田真弓さんが大好きでした(美人!)。

で、内容。 いつもとオチが違った(笑)。 いつものが冒頭に来てたので、「今回は何でオチるのかな?」って密かに楽しみにしてたんだけど、読み進めるうちにあまりのラブコメ展開に嬉しくなってすっかり忘れてしまってました(コラ)。 志季は香蘭への想いに全然無自覚だったんですね。 狩りの件で暗に「志季は優しい」と言ってくれる香蘭を微笑ましそうに見てたことを考えると、彼にとって香蘭は「安らぐ」存在だったんでしょうね。 簪をとった香蘭が可愛く、戸惑う志季にニヤニヤし、戸惑った割りにしっかり抱きしめて眠ってた志季が面白かったです(笑)。 


●かな 『相方不在』
毎回、「着物可愛いw」を連発しながら読んでます。 確かに腰周りは暑そうだけど、見てる分には涼しげだから不思議ですよね。 最後のひとコマの潔さがカッコイイったらありゃしない。


●小椋アカネ 『絶対平和大作戦』
『赤ちゃんとか小動物には嫌われがちな人』と聞いて、在りし日のユーダの姿を思い浮かべたのは私だけではないはず……ヨハネさんったら盛大に苦手にされてたもんね(笑)。 小さいダニエルの可愛らしさもハンパなかったけど、それ以上に、怖がられても嫌われてもダニエルを可愛いと思ってるユーダ姫が一番に可愛かった!! 『ヨハネさまの髪も瞳も大好き』は反則だろうっ!! 可愛すぎるだろうっ!!(←落ち着け・笑) あんなに怖がりだったユーダが、向けられる嫌悪にも負けずダニエルを助けるシーンは、彼女がヨハネから教えてもらった「人を愛する勇気」の表れだったんだと思います。 そしてその想いがダニエルにも伝わる・・・。 二人の愛が、そうやって一つずつ伝播していくといいな。 そして国全体に広がるといいなw  それにしても、ユーダがダニエルと仲良くしてる場面を見て、『姫様かわいい・・・』と言ってる侍女に笑った。 ダニエルは放置? 臣下に愛される王女は幸せだし、逆も然りだと思います。


●川瀬夏菜 『仙人の住む処』
何だかんだで10ヶ月ぶりの川瀬さん、読めてとっても嬉しいw 川瀬さんの、一切毒のない作風が相変わらずで一安心しました。 とりあえず、想像で描いた似顔絵で人探しをする無謀さが大好きだ!!(笑) お月見の風流さとか、何事にもユルい感じとか、魔法使いではなく仙人というモチーフを選んだ良さが表現されてたのも嬉しい。 でも何より、俊義様に忘れないでいて欲しい気持ちが、好きっていう恋心ではなく、『会えてよかった』という感謝だっていうことが、何よりも素敵でした。 この真直ぐさが川瀬さんの良さです。 やっぱり大好きだw


●嘉咲めいこ 『空蝉の町』
うろ覚えだけど、前にタイムトラベルものを描いた方、かな? リアルな痛みとか重みを物語に織り込む感じが似てるなーと感じました。 アミくんがギターに描いたのは…翼? 彼の持つ『唯月のイメージ』を、もうちょっと分かりやすく描写して欲しかったなー。 もしかして唯月ちゃんが彼の背中に作った翼と対比してるのかなって思ったんだけどあってるかな? とりあえず私なら、「カラ」も「なかみ」も私のものだって言いたい。 いろいろ深読みしたくなる、感覚を刺激してくるお話でした。


●八島時 『花冠のラージャ』
アラブ好きなので、この手の雰囲気は大歓迎です。 明羅ちゃんのおヘソに無駄にときめいちゃいました(笑)。 八島さん、ちょっと絵柄が可愛くなったような気がする…。 いずれにしろ、私は明羅ちゃんと王様より、義河さんとの関係にラブを求めたかった!!(←妙に力説・笑) いろいろナイスだ義河さん。 しびれ薬盛られちゃうところが愛しいですw(えー。


●梓弥ちとせ 『マイ シンシアリー レシピ』
フレッシュデビュー賞受賞作。 女の子の絵がめちゃめちゃ可愛い…w どーでもいいけど私の学校では男女一緒に家庭科を受けることはなかったなー。 一緒に料理って…思春期の料理の出来ない女の子には難易度高イベントですよね、分かる分かる(笑)。
それはともかく。 『料理は愛情と真心だ』という和音のセリフが、杏梨ちゃんからの超ストレートな『告白』になって返ってきたラストがとても良かった!! 構成的に上手だし、屈託のないヒロインが相手の心を全部大事にしてるところとか好きです。 次回作も楽しみだなw


●新山愛子 『ヘンデルな僕とグレーテル』
フレッシュデビュー賞受賞作。 扉絵可愛いけど、正面からの絵柄がちょっと…う~ん。 ありがちな幼馴染ものなんだけど、「一緒に成長していく」感じが表現されてて良かったです。 『プレゼントはわたし』にときめいたり、『お嫁さんにしてあげる』に自分の意見を曲げちゃうのも、子供の頃からお互いがお互いにとって「甘い」存在だから、なんだろうな。


●澤田まみ 『鬼とかマゾとか』
ベストルーキー賞受賞作。 白泉社の新人さんはホントに絵がお上手だなぁ。 テンポも良くって良かったです。 ただ、嫌われる風紀委員→恋へ、という流れは白泉社の王道すぎるパターンなので(笑)、次はもっとオリジナルなのが読みたいかな。 『影でひがむくらいなら 同じ位置まで行ってみろ』はすごく良かったです。 同感!! ケンカは正面から吹っかけるものですw!(えぇぇぇっ!?・笑)

・後編 ⇒『LaLaDX9月号(2009年)』の感想・後編
・前号 ⇒『LaLaDX9月号(2009年)』の感想・前編
・前号 ⇒『LaLaDX9月号(2009年)』の感想・後編






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