『LaLaスペシャル LaLa2月号増刊』の感想


『LaLaスペシャル LaLa2月号増刊』


白泉社
2010年1月9日/¥590+税



<感想>
時々思い出したように発売される(笑)ことの多い 『LaLaスペシャル』 ですが、今回は表紙の通り、 『金色のコルダ3』 メインでした。 ふろくも 『コルダ』 、巻頭カラーは田中メカさんの 『月シリーズ』 の新作読みきりでした。
ララスペはいつも新人さんが頑張ってる印象で、今回もすごく面白かったです。 でも、一番はやっぱり草川さんだなー。  『彼と彼女の不冬眠』 、さすがの出来映えでしたw  というわけで、全部は書けないけど、感想です。



●田中メカ 『2月のケダモノたち』
体育科と進学科に分かれた龍之爪高校を舞台とした 「月シリーズ」 の新作。 今回は、野球少年に3秒で惚れられてしまった良子ちゃんが主人公。 自分とは正反対の直感野生少年の猛アタック (←死語?・笑) にうんざりしながらも、何故か惹かれちゃう…っていう、このシリーズらしいテーマがすごく良かったです。

全然違うタイプだからキライっていうのは簡単だけど、そうじゃなくって、だからこそ相手を尊重できたり、自分の中の新しい一面を見つけることが出来たりっていうのは、人間関係の難しさであり、醍醐味でもあるんだよね。 良子ちゃんは、自分が 『理解しがたい行動をする』 たびに、虎谷くんへの恋に一歩近づいているのを認めるのが怖かったんだろうな。 それなのに、最後のチアですよ!! 醍醐味が炸裂したようなこの破壊力に、思わず私がメロメロになりました(笑)。 ただ…ピーマンの肉詰めは、ちょっと勘弁してあげて。  私も切実に嫌いです (←関係ない・笑)。


●呉由姫 『金色のコルダ3』
初の 『コルダ3』 コミカライズ、ということで、小日向さんがとにかくボケボケで可愛かったです(笑)。 志水くん系統なのかな? 星奏学院よりも仙台組の方がメインだった割りにヒロインの造形もきちんと伝えてあるところが上手。 コルダは未プレイなんで、どのキャラが福山さんなのかなーとか考えながら読んでました (そこ重要・笑)。


●草川為 『彼と彼女の不冬眠』
草川さんの新作は、私の好みど真ん中!! もうね、すっごく良くて、歴代の草川作品の中でもトップクラスの素晴らしさでした。  『十二秘色のパレット』 第3話もそうだけど、草川作品と 「冬」 ってよく似合うなぁw  『眠りに落ちた世界で、あなたと2人――』 というあおりも素敵。 もう、いろいろ大好きだw

っていうかもう、トゥーリがカッコ良すぎると思うんだ…そしてキルスティが可愛すぎると思うんだ……っ(笑)。  そして何より、 「眠り」 と 「恋心」 が相対して表現されているところが、何ともいえず味わい深かった!!  自信家で優秀で、だからこそキルスティへの想いを眠らせようとしたトゥーリは、肉体的にも冬眠に入りかけて。 一方キルスティには眠りの気配はなくて、封印しきれなくなった恋心が一気に芽吹いたラストシーンは、綺麗で強くて本当に素敵でしたw 冬に開いた二人の恋は、春までには誰の目にも明らかなくらいに咲き誇ることでしょう。


●ふじつか雪 『悪魔とデュエット』
前号のララスペに掲載されたお話の続き。 ふじつかさんの絵柄と西洋ファンタジーはよく似合うw  それにしても、 『魔女も庶民も関係ない』 って言うアデレさんがカッコイイ!! 一番のオトコマエなんじゃないかと (クラウドよりも・笑)。 そして、クラウドの愛情を量りかねて一喜一憂するメルが、本当に可愛かった!! クラウドの愛情表現が上から目線過ぎるのがイケナイんだけど(笑)、それでも、本来上に立つべき人が初めてご機嫌取りをしたり…っていう数々の行動って、言葉以上に明確だと思うんだけどな。 メルは多分、ちょっとだけ自信がないから彼を信じられなくて、そして、自分で思っている以上にクラウドのことが好きだから不安になった。 そのアンバランスささえもクラウドを想っているから…っていうのが激カワでしたw あとは、クラウドのセクハラ加減も超好み(笑)。 


●川瀬夏菜 『星の訪問者(ビジター)』
タイトル通り、宇宙人が突然我が家にやってきたら?という異文化コミュニケーションなお話で、川瀬さんらしい可愛いラブコメでした。 告白が突然なのも嬉しいパターンですよね(笑)。 宇宙人モノなだけでなく、制服を肩にかけてあげるっていう学園モノのときめきシチュエーションもあって、何かお得な気分でした。 いつもより裸成分が多かったのが謎だけど(笑)。 あ、ただ、絵柄がちょっと固かったのが残念です。 


●榎木りか 『きみがつなぐ日々』
身寄りのなくなった女の子が同居することになったのは、父が担当していた少女漫画家で…というお話。 榎木さんの可愛い絵柄が大好きなので掲載嬉しいですw 私は家族モノに激烈に弱いので、一花やひなちゃんが、お父さんのことを好きだからこそ仕事がキライだと思う場面で思わず涙。 嫌いだと思わなければやっていられないくらい、ホントは大好きだったんだって伝わってくるんだもの。 全編通じてボケっぽかった (ぇ) アキさんが、墓前で 『守ります』 って言う場面はカッコ良かったなー。 でも、ラブコメ脳的に 「父」 じゃダメです!!(笑) これから三人だけの 「家族」 の形を作って欲しいな。 もちろん、 「好き」 に溢れた家族を、ねw


●雪村ゆに 『ティアトリヤの唄』
異能の力がある女の子と、彼女の魅力に気づいた男性との物語。 雪村さんがデビュー直後によく描いていた系統のお話だなぁというのが、LaLaマニアな私の感想です(笑)。 絵柄が美しいので、こういう雰囲気はとても素敵。 っていうか、ティアトリヤが可愛すぎるーw 神秘的な歌姫の姿とカイに懐く 「普通の少女」 の姿とのギャップに、彼がメロメロになる気持ちがよく分かります(笑)。 カイと出会う前の彼女は歌がすべてで、カイと出会った後の彼女は、カイと歌が全てだったんだろうな。 世間知らずでも、 「大切」 だって思う気持ちはちゃんと知ってる娘さんは大好きw ラストは駆け足な展開だったけど、お幸せにねw 


●縞あさと 『シザーリセット』
ちょっと小説を読んでいるかのような繊細な世界観が魅力的でした。 ラストの、理事長との対決への勝ち方も上手だったし、主人公が自分で選び取った結末は、悲しいけれど良かったと思う。 ただ、とにかく悲しいですね…。


●雨木りく 『トラの空模様』
動物アレルギーを甘く見ちゃアカン…(笑)。 主人公のトラウマは結構シビアで、犬大好きな私としては泣きそうになったけど、でも、読後がすごく爽やかで嬉しくなりました。 こうやって一歩踏み出したイチトラくんの姿を、昔の飼い犬くんは喜んでると思う!! 犬って飼い主さんが幸せなことを喜んでくれる、素敵な生き物だもの。 あと、ハナコさんが主人公ハートマーク飛ばしてたのも可愛かったです(笑)。


●佐古田ひらり 『終わりなきセカイ』
主人公の一目惚れライフを描いたお話でしたが、決めの 『つれてってやる』 に説得力がなかったのが残念。 ここに至るまでにギター弾けるようになっておくとか、一歩踏み出した結果があれば良かったですね。 絵柄は華やかで好み。

●琴野あんず 『Love sick glutton!!』
大食いな女の子のお話。  『好きって気持ちだけでお腹いっぱいになれたらいいのになぁ』 という独白が好き。 うん、胸はいっぱいになるけどお腹は無理だよね(笑)。 でも、無理でも求める気持ちが恋なんだなーって伝わってきました。 選評の通り弱い部分もあるけど、勢いが気持ち良かったです。


●吉倉ウリ 『アクマニア』
激烈に好きです!!(笑) このバカバカしさがくせになるーw 悪魔な隣人に振り回される女の子かと思ったら、猫好きだってだけで馴染めちゃうあたり、結構有能ですね(笑)。 『それが断末魔だ』 にメロメロですw

その他
●月崗ヤスコ 『あかつき町の安眠屋』
●慎本真 『悪役スパイス』
●高木しげよし 『バラと弾丸』
●英貴 『マスカレードの道化師』
●亜笠弓月 『夕凪に立つ』 …など。






Loading...

☆Web拍手ボタン

押して頂くとりるがハリキリます(笑)

☆カテゴリ

☆サブカテゴリ (タグ)

 

☆最新コメント

☆リンク(おすすめサイト様)

☆アクセスカウンタ

QRコード

QRコード

RSSリンクの表示

アクセス解析

関連記事Loader

[猫カフェ]futaha

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

☆検索フォーム

☆購読予定一覧

☆アニメDVDの人気ランキング

☆更新日カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2017年08月 | 09月
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


☆オススメ