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『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・13』の感想

cmb13

『C.M.B. 森羅博物館の事件目録・13』

加藤元浩
講談社コミックスKCGM
2010年2月17日 第1刷発行/¥419+税





『 こいつが全部 説明します!! 』


<ご紹介>
『月刊マガジン』 に掲載されたop.32~35を収録した第12巻。 大英博物館が認める 「知を象徴する3つの指輪」 を持つ森羅と、元気印の高校生・立樹が、博物学を通して真実を紡ぐお話です。
学校からの帰路で、森羅たちが偶然見つけた狭い空き地。 そこには人が踏み固めた場所に生えるオオバコや、湿気を好むシダなど、統一性のないように思える植物たちが生息していた。 その人気のなさに、秘密基地みたいだとはしゃぐ友人たち。 けれどある日、空き地で泣いている女性と出会う。 『教えて、父はここで何をしていたの!?』 見知らぬ女性に突然詰め寄られたものの、森羅のなかには 「答え」 があるようで・・・?(op.32 夏草)


<感想>
4話ともわりと身近なところで話題を作ってあるので、派手めな内容だった前巻とは趣きをかえてあるなーという印象。 これはこれで好きw あと、何気に金魚がよく登場してます…夏だからか?(笑)

●op.32 夏草
あらすじのお話。
 
植生を扱っているという点で、13巻の中では一番 『CMB』 らしい話題かな?  大学でちょっとだけ学んだ自然植物学が面白くて、毎回楽しみに授業を受けてたのを思い出しながら読んでました。 だから今回の 『リンネの日時計』 も、一応言葉としては知ってたんですよね。 ただ、植物を羅列されてもピンと来なかったので、 「やっぱり森羅すごい!」 と感心しきり(笑)。  「夏」 には熱気や生命力といった力強さとノスタルジー的な心寂しさといった両面があると思うんだけど、 「夏草」 と 「人間」 でそれらをうまく表現しているのが面白いな。 私が小さい頃にはオオバコなんてあちこちに生えてました。 あれは確かに生命力が強くて、踏んでも踏んでも生えてくるんですよ。 繰り返されるその生命力、一定に花をつける規則正しさ。 そういうものを、妻を亡くした男は一体どんな気持ちで眺めていたんだろう。 子供を育て終えて一人になってもなお、植物という命を育むその生き方は、不器用で物悲しくて尊い。 そう思いました。 どーでもいいけど、 「バーガーキンギョ」 は、何かイヤだ!(笑) 


●op.33 霧の山荘
森羅と立樹ちゃんが避難した山荘で、殺人事件!?…というお話。
 
まるでコナンのような唐突さだったけど(ぇ)、 『責任を取れ!』 と言われて 『う~ん…』 という表情になる森羅が妙に可愛かったので、万事良しとしますっ!!(笑) それにしても、霧。 霧が隠したのは立樹ちゃんたちの道だけではなく、人の弱さや虚栄心といった部分さえもを覆っていたんですね。 劇団を通じて酸いも甘いも分かち合ったはずなのに、相手に対する認識が曖昧になっていた仲間たちと、霧が生み出した状況はよく似ている。 ぼやかされた真実が明らかになるときに霧も晴れたけれど、それでも人の心には滓が残る。 けれどもう、その悲しさを 「彼」 のように霧に隠すことはせず、向き合って欲しいです。 2話続いてしんみりしてしまいました。


●op.34 アサド
学園祭のお話
。 
出し物の準備を当番制でやること、でもって隣の教室でちょっとした出来事が起きること…など、一見よくある、しかも些細なことの積み重ねが、ある 「嘘」 を見抜くに至る過程が地味ながらも面白かった。 それもこれも、みんなが知らない 「アサド」 という外国料理の特性があってこそ。 何しろ3時間もかけて肉を焼かないといけないから、舞台がそこに固定されるんだよね。 その辺りの設定はうまいなって思ったんだけど、起こることはかなり地味なのでどう決着がつくのかと変な風にドキドキしていたら、まさかの手品同好会の大活躍! あんなに頑張るとは全然思いもしなかったよ!(笑)  私個人としては、あそこで思いっきり殴りたそうだった立樹ちゃんの気持ちがよく分かるけども (着火が早い・笑)、だからこそ名古くんの、本当に強い者は弱者を盾に取らないっていう武道家魂もなかなかカッコ良かった。 

気になったのは、 「それで結局アサドってどんな料理なの!?」 ってこと。 チミチョリソースってどんな味!? 3時間以上焦らされた挙句に完成品をとりあげられた横槍くんと水差くんの気持ちがよく分かるよ!!(笑)  敢えて完成品を描かないことによって、 「アサドって何?」 という興味が深まるから不思議。 思わずグーグル先生で検索しちゃったじゃん(笑)。 そうやって人間の興味を引き立てることは、博物学にはとても大切なこと。 興味がないとこの学問は発展しないんだよね。 そういう意味では大正解。 地味なのには、理由があるのだ。
 

●op.35 オルゴール
闇のブローカー少女・マウが持ち込んだのは、ある 「いわく」 付きのオルゴール。 森羅は謎を解明するよう依頼されるのだけど…というお話。
 
やった、久々にマウちゃん登場w 正直、謎自体はそれほど惹かれるものではなかったけど、私はマウちゃんが登場するだけで一変する作品の雰囲気が大好きなので、楽しく読めました。 マウはその傍若無人さがスペシャルに可愛いし ( 『あんたなに言ってんの?』 に爆笑!) 、 森羅だって立樹ちゃんと二人でいるときには絶対に見せないような表情をマウちゃんにはするんだものー!!  『それでなんの用!?』 とマウを眇めるように見る森羅は新鮮です。 あとは森羅が動かせなかったオルゴールのネジを、立樹ちゃんが軽っと回しちゃう様子を頬染めて見てるのとか、凄い楽しいっ!! ラブコメ好きの血が騒ぐっ!(笑) と、無駄にキャーキャー言ってましたw

謎自体はイマイチでしたが、 「ものの見方次第で導かれる答えが変わる」 という解明の過程は面白かった。 しかもそれが、ヒヒ丸によって気付かされるなんてすごい!!  「ヒヒ丸大活躍ですよ」 という情報は事前に頂いてたんだけど (ありがとう皆様w)、ラストの落ちも含めて、まさかここまでとは思わなかった。 おばあちゃん、天国で喜んでるだろうなって嬉しくなった。 楽しかったです。




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>ネコじたさん

コメント+新ブログへの祝辞をありがとうございましたw コメント頂けたことが「引っ越し祝い」ですよ!! 嬉しかったですー。

>周囲から理解や賛同を得られるかどうかは別ですが。

なかなかに味わい深い作品ですが、仰るとおり理解や賛同は難しいです。 ただ、生き方って一つじゃないなって。 同じように他の同世代とは違う生き方をしている森羅だからこそ、たどり着いた答えなのかもしれません。

>文字通り、「草葉の陰」で

上手い!! 座布団一枚っ!!(笑)  懐中時計って昔から憧れのアイテムなんですよね。 何ていうか、名探偵のイメージ。 ピッタリだな。

>のび太はジャイアンの弱くて情けない姿なんて見たくなかったんでしょうね

私がコナンを引き合いに出したら、ネコじたさんはドラえもん・・・(笑)。 いろいろな要素がたっぷり入っていたことがよく分かりますねw この一文にはとても共感しました。 仰るとおりだと思います。

>つくづく“名門”と呼ばれる程の私立校にはとても思えないw

私も今までに何度も書きましたけど(今回も本当は書きたかった。長くなったから割愛したけど)、ホント名門学校じゃないですよね。 すごく庶民くさい!!(笑) 立樹ちゃんがお嬢様だって設定とかもそもそもどこへ行ったんだ!?って感じです。  謎そのものよりも、全員でチラシを見せ合ったときの「してやったり!」を楽しむお話でしたよね。 横槍くんと水差くん、名前に似合わぬ大活躍です(笑)。

>ホントにもうね、お前はどんだけ頭良ェんやっちゅう話ですな。

賢いですねぇ。 まさかこんな活躍になると思わなかったんで、楽しいし嬉しいし。 っていうか、マウと対戦すると丁度いいですね、知能的に(笑)。 飼育に関することは、指輪でクリア出来そうな気がします。 目に見えて活躍していない指輪だけど、見えない部分で頑張ってそう。 あ、マントヒヒはオナガザル科なんですね。 言われて初めて調べました。 ありがとうございますw

>マツモトキヨシの創始者・松本清さんの逸話を思い出しました。

またしても知らないお話を!! いつもありがとうございます。 ネコじたさんのこういうお話を聞けるのも、実は楽しみにしてることだったりしますw しかし創始者、賢いな!

>心の準備はしておいた方が良いです。

そ、そうなんだ・・・分かりました、準備しておきますね。 長文コメントは嬉しい限りです。 ありがとうございましたw

>椎奈さん

新ブログに初めてのコメント、ありがとうございますw
なんと感想書くまでに1ヶ月っ!! お待たせして済みませんでした。
仰るとおり、『CMB』も長く続いて欲しいですよねw そして何らかの進展を…!! (←何のだ。ラブのだ!・笑)

>このお父さんの気持ち全てを理解するということは、今の自分には難しいと思ってます。

そうですよね。 娘さんにも分からなかったし、私も当然分からないです。 どんな境地なのかな。 ただ、残された時間を漠然とではなく、自分がやりたいことに費やしたことは素敵だとは思えます。
マンゴー金時は気づかなかった!(笑) 私、マンゴーのみでお願いしたいです(マンゴー大好きw)。

>なんて可愛いっ♪

可愛かったですよね!! 何かもう、ぎゅーってしたい(笑)。 劇団名は、私は、「おおざっぱ」で読んでました。 加藤テイストなら、たぶんそっちで当たってるはず(笑)。

>周り全員でしてやったあの爽快感!(でいいのかしら?)

いいと思いますw してやったり!!って感じでしたよね。 爽快感をうみだすために設定された細かい舞台装置が上手ですよね。 それにしても、アサドが食べたいっ。

>七瀬さんの背中にいる巨大猫はまだ学校内ではばれてないことに驚きました

あ、ごめんなさい。 ここがよく分かりませんでした。 あの猫ちゃん、どこかで既出でしたっけ? あれ?

>勝てないマウに萌えました♪

マウちゃん、萌えますよね。 可愛すぎてホントいつも頭をグリグリしたくて堪りません(笑)。 森羅とマウちゃんの会話は、私も夫婦漫才みたいだと思いましたよ。 そこも萌える(笑)。 っていうか、立樹ちゃんのときと態度違いすぎ! とか、ラブコメ的に楽しくて仕方ないんですよねー。

>次巻は蝶の話の前後編と殺人事件とミノタウロスの話…かな?

ミノタウロス! また魅惑的な単語が・・・w 楽しみです。

『QED』、これから書きます(笑)。 ぜひまたお越しくださいませw

お久です。

りるさん、新ブログへのお引越し、改めてあめでとうございます。引越し祝いは特に贈れませんが、これからもどうぞ宜しく。

> 夏草
お父さんは御自分のやりたい事をやっていた訳ですから幸せだったのでしょうね。周囲から理解や賛同を得られるかどうかは別ですが。作中で描かれている花時計は一周せずに円状ではない不完全な物のようですが、娘さんが跡を継いで完成させたら喜ぶでしょうね。文字通り、「草葉の陰」で。あと、時計と言えば最近の若者はケータイで時間を確かめるので腕時計離れが進んでいるようですが、森羅は懐中時計派なのか…、シブい。

> 霧の山荘
死んだ月山さんの横暴ぶりがジャイアンに見えたなァ。その横暴さに一番振り回されたメガネの雨傘さんがのび太、紅一点の花幕さんがしずかちゃん、何だか月山さんの子分のようで小物っぽい霧島さんがスネ夫。そして「助けて~!ドラ○も~ん!」という感じで、いつものように森羅えもんが謎を解明。しっかし、この真相は切ない…。やっぱりのび太はジャイアンの弱くて情けない姿なんて見たくなかったんでしょうね。しっかし、いくらなんでも「雨傘 蛙」だなんて名前、本名ではなく、ペンネームだと思いたい…。

> アサド
高校生活には欠かせない学園祭ネタでしたが、作中での描写を見るとつくづく“名門”と呼ばれる程の私立校にはとても思えないw 前から思ってたけどね、改めて確認できました。私立明友高等学校は至って普通の公立…じゃねーや、私立校だw 謎解きについては、そもそも謎と言えるような話でもないのですが、チラシを見せた瞬間の横槍の笑顔というか、ニヤケ面がもう最高!やっぱ横槍大好きだわ、俺。

> オルゴール
ヒヒ丸のレギュラー化は実に喜ばしい事ですが、ホントにもうね、お前はどんだけ頭良ェんやっちゅう話ですな。猿の中でもゴリラ、チンパンジー、オランウータンはヒト科に属する動物だから頭良いけども、マントヒヒは違うのにね。これはヒヒ丸がスゴイのか、それとも前の飼い主のお婆さんがスゴイのかw あと、ヒヒ丸を見ようと小学生達が博物館に来るというのは、最大手ドラッグストアのマツモトキヨシの創始者・松本清さんの逸話を思い出しました。今のように全国にチェーン展開する前の創業当時、店頭で日本猿を檻に入れて飼っていて、近所の小学生達が下校途中に猿を見に店に寄っていたそうです。でも、子供等だけが来ても店の売り上げに繋がらないので、小学校に「当店に猿を見に来る子供達が多いですが、子供さんだけでは少し危ないので保護者の方と来店するように言い聞かせてあげて下さい」とお願いして、子供達の親を店に連れて来させ、売り上げをUPさせたという逸話です。つっても、森羅は入館料取ってる訳じゃないけどね。マウと違ってピュア心の小学生達にヒヒ丸が襲い掛かる心配も無いだろうから、近所の小学校にお願いせんでもいいしね。あ、でもマントヒヒって特定動物だから飼育に都道府県知事の許可が必要な筈だけど、そこら辺は大丈夫なのかな?あと、森羅はいい加減に博物館入り口にハシゴかけないのかな?w

長文失礼しました。あ、そうそう。次巻に収録される話には、戦争に関する少し(人によってはかなり)凄惨な内容のヤツがあるので、心の準備はしておいた方が良いです。次巻が発売するまでにはまだまだ時間がありますがね。

おじゃましますぅ!

新天地におじゃましますっ!
気づけばCMBも13巻ですね♪
QED同様に20巻、30巻といって欲しいです。

夏草
このお父さんの気持ち全てを理解するということは、今の自分には難しいと思ってます。でも、子供の手が離れ、父が他界した自分の母にはわかるだろうなと。私が理解するのはあと20年以上先…でしょうか?
あ、私もバーガー金魚はイヤです(笑)
それとマンゴー金時も(爆)

霧の山荘
責任を取れ!といわれた後の森羅、可愛いですよね!私も思いましたよ!なんて可愛いっ♪
それと劇団の名前はO-ZAPは「オーザップ」?それとも「おーざっぱ」?(笑)
内容…?えーっと、カナシイ男の話、だったなあと。

アサド
たべたい(笑)
学校の、とある一角というある意味クローズドサークルでの事件。個人的にこの話は好きです。
名古君1人に仕事を押し付けた生徒たちを、周り全員でしてやったあの爽快感!(でいいのかしら?)
しかし七瀬さんの背中にいる巨大猫はまだ学校内ではばれてないことに驚きました。可奈ちゃんが責任者だったら即行で決まってるだろうなあ…。

オルゴール
マウvsヒヒ丸(爆)
勝てないマウに萌えました♪
確かに森羅って、七瀬のときとマウの時では口調も表情も違いますよね。どっちが本当の森羅…?
マウとの掛け合いがメオト漫才のようだと思ったのは私だけでしょうか…?

次巻は蝶の話の前後編と殺人事件とミノタウロスの話…かな?

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