『The Beans VOL.14(The Sneaker3月増刊号)』の感想

The Beans ( ザ・ビーンズ ) 2010年 03月号 [雑誌]

角川グループパブリッシング
平成22年1月27日発行/¥743+税


<感想>
角川ビーンズ文庫作品の番外編などを掲載している 『The Beans』 の第14号です。 『ザ・ビ』 を購入するのは2度目なんだけど、何故普段買わないこの本を発売から3ヶ月経った後に購入したのかというと、昨日、イラストレーターの風都ノリさんのブログを覗いたのがきっかけでした。 大好きな 『アネットと秘密の指輪』 の番外編が掲載されてて、しかも 「心の底からきゅんきゅん」 できちゃう展開だと書かれてたので、これは読まねば!!…と思って。 何ていうか私今、読書のリハビリ中なので (本当) 、やっぱり最初は軽くて甘い少女小説から始めようかなぁと考えて、即決しました。

いざ買ってみたら、もとさんにオススメ頂いてまだ読めていない 『白と黒のバイレ』 の番外編や、これまた大好きな 『身代わり伯爵』 シリーズの番外編も2本掲載されてたので、お徳だなぁと。 唯一の誤算は、てっきりAmazonがメール便で送ってくるだろうと思ってたら宅急便だったことでしょうか。 来週の平日にでもゆっくり読もうと思ってたのに、土曜日に到着したら全部読破しちゃうじゃないか!(笑)
という訳で、読んだものの感想は以下。 感想は、●著者名/イラストレーター名 『作品名』 で表記します。


●雨川恵/風都ノリ 『アネットと秘密の指輪 執事と天使の子守唄』
2010年4月現在、シリーズで6冊が刊行されている 『アネットと秘密の指輪』 シリーズですが、 『ザ・ビ 14』 が発売された時はまだ5冊目 (⇒感想) までしか発売されてませんでした。 で、この番外編は5巻直後のお話。 そう、アネットがギリギリのところでリチャードを奪還できた、翌日のお話なのです!!  ―― うわぁ、これはリアルタイムで読みたかった!!  あの後、怪我をしているにも関わらず平然と執事業に戻ったリチャードと、あくまでも療養を勧めるアネットとのやりとりがメイン。 キーワードは、 「ずるい」 「笑顔」 そして「子守唄」。 いや、今読んでも面白いです。 でもあの勢いで読むとなお良かったかなって。 今はホラ、6巻 (⇒感想) のリチャードの破壊力が凄まじすぎて…ねぇ (同意求む・笑)。

それにしても、風都さんの扉絵がもう本当に素晴らしいです!! アネットとリチャードが、とあるシチュエーションゆえにしっかり手を握り合いながら微笑み合っているんだけど、これがね、傍目から見てもお互いを特別に想っているのが伝わってくる、最高の微笑なんですよ! リチャードの笑顔とか貴重だしねw  アオリの台詞もまた良くって、うぉぉ、マジ身悶えるー!! これで何で君たちは未だにすれ違ってるの!? と本気で不思議になりますよ(笑)。 うん、良いものを見たーw 

そして本編ですが。 アネットとリチャードは現在の 「お嬢様と執事」 という身分も、本来の 「貧民と旧王家の王子」 という身分も違うし、楽天的で明るいアネットと現実的でお堅いリチャードとでは、考え方も交わるところがない。 お互い全然違うのに、それでも目が離せないし大事にしたくてたまらないという二人は、全然違う相手をまるごと 「好き」 でいるわけで、そんなところが魅力だなっていつも思います。 今回も、 「ずるい」 という言葉の感じ方一つさえ相対してるんだけど、どちらも相手を想っているがゆえにそう感じ、想ってるがゆえにすれ違うという面倒くさい感じが、もう堪りません!! 跪いて口走りそうなリチャードの忠誠とか、 『覚えてなくてもいいから、聞いて』 というアネットの献身とかが本当に素敵。  でもって、リチャードの笑顔でアネットは歌えたけど、アネットの笑顔で理性が崩壊しそうなリチャードが面白くてなりません(笑)。 酔った時にこそ本音が出るもんなんだよねw  あぁ、もう一度6巻を読み返したくなりました。 次も楽しみですー。


●清家未森/ねぎしきょうこ 『身代わり伯爵と午後の訪問者』
『身代わり伯爵の誓約』(⇒感想) で無事にシアラン編も完結し、お互いの思いを確かめ合ったミレーユとリヒャルトですが (甘さ大満足!・笑) 、この番外編は1巻終了直後のお話でした。 つまり、リヒャルトがリゼランドのパン屋にミレーユを迎えに行った時のお話。 つまりつまり、お互い惹かれあっているのに、持ち前の身分のややこしさと天然の鈍感さゆえに、無駄に想いが空回りしている頃のお話ですね(笑)。 いやー、無自覚のくせにやたらと飛び出すリヒャルトの天然口説き文句がとても楽しかったw  『忘れられませんよ、あなたみたいな楽しくて可愛い人のこと』 と言ってのけたあとに、ミレーユの頬についたクリームを指で舐めとるとか。 『(次にミレーユと踊る)その時まで、他の誰とも踊らずに待っていますから』 とか。 挙句の果てには、 『俺がいても、だめですか?』 とミレーユの肩を抱く (←誇張w) とか、何かもう、時系列が下がってもリヒャルトはリヒャルトだった!!(笑) 改めてその破壊力を堪能させてもらいました。 6/1発売の 『花嫁修業』 も楽しみですー。


●清家未森/ねぎしきょうこ 『身代わり伯爵と危ない保護者』
ミレーユがシアランで身を寄せていた第五師団、その中の一人・アレックスが気付いたのは、ロジオンがミレーユを異様に気にしていることで…!? というお話。 ロジオンの忠誠は天晴れですが、傍から見ると結構ただのアヤシイ人なんですね、彼(笑)。 延々とジュースを飲ませるその根気には、ホント参りましたw  そして、第三者目線で見るミレーユも、結構オカシイことが改めて判明(笑)。 プリンが増えてることには気づけ!とアレックスじゃなくても思うところです。 すれ違い勘違いが楽しくて、この作品らしい雰囲気で面白かったです。


●岐川新/凪かすみ 『赤き月の廻るころ 秘密の香りは甘く誘う』
シリーズは未読だけど、カラー扉絵に惹かれて読んでみました。 絵柄が華やかで魅力的だったっていうのは確かなんだけど、それ以上にレウリア姫が妙にナイスバディ―なことが気になった(笑)。 お胸が素晴らしいと思います! (コラー!) しかも、蔓に襲われるとか、何かもう妙にエロいよ!って思ったのは私だけ?(笑) そんな感じでしたw (え、それだけ!? いや、面白かったですよw)


●瑞山いつき/結川カズノ 『白と黒のバイレ 幕間のフーガ』
読んでみたいなーと思っている 『白と黒のバイレ』 シリーズの番外編。 どうやら、若返りの魔法を掛けられた姫君・ブランカと、彼女を護衛する幼馴染・セロ、そしてブランカの唇を奪ったらしい魔王・マルディシオンの物語みたい。 今回は、若返りの魔法を掛けられた直後、王家に生まれた女性が背負う責任と恋心の間で揺れるブランカのために、セロとの 「駆け落ちごっこ」 が計画されて…というお話でした。 シリーズ1巻はこの後の時系列で展開するみたいだからか、ブランカとセロの感情はまだかなり抑えられてる印象。 もっと甘い感じなのかな?と思ってたんだけど、ブランカが王家に生まれた悲哀や覚悟を持っているからか、あまり浮ついたところがなくて堅実な面白さがありました。  「駆け落ちごっこ」 がいつの間にか視察に変わってる辺りがちゃんとしてる。 でも、挿絵もついてたあの 「お口にぽんw」 なシーのようにドキドキする場面もあって、バランスのよい作り。 う~ん、本編気になるな! とりあえず、リリアナ嬢が誰よりも男前でした(笑)。



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>もとさん

コメントありがとうございますーw

>でも、短編集でるまで我慢(笑)。
はい、私も我慢するはずだったんですけど、『アネット』の方は短編集が出るのかどうか不明だったので、つい雑誌買っちゃいました。 買えば読むのを止められません…(笑)。 でも、面白かったですよー。

>1巻は確か感想もやってたはず。
よし!! あとで読みに行きますw ちょうどどなたかの感想読みたかったので、もとさんなら完璧w

>リリアナ嬢は最強のメイドさんなのですw
短編しか読んでないのに、素晴らしい存在感でした(笑)。 本編がますます気になる。 セロがかなり感情を抑えてたので、解き放たれる時が楽しみですw

こんにちは。

感想書かれると気になります。特に『身代わり伯爵』。でも、短編集でるまで我慢(笑)。『赤き月の廻るころ』は何巻か(3巻までだったかな?)は読みましたよ。1巻は確か感想もやってたはず。個人的にはシチュエーションが物足りなかった記憶があります。『白と黒のバイレ』のリリアナ嬢は最強のメイドさんなのですw
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