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寄田みゆき 『源博士の異常な××・1』の感想

源博士の異常な××1

『源博士の異常な××・1』

寄田みゆき
講談社KCDX
2010年3月12日 第1刷発行/¥419+税





『 だからこの手で証明する
脳は 人を幸せにするために存在する  人はだれでも幸せになれるってことを―― 』


<感想>
(註。すみません、これ5月に保存してあった未公開感想です・笑。もう2巻発売されてますね…)
完全に表紙買いした作品です。 いや、だってインパクト凄くないですか? ショッキングピンクとグリーンを組み合わせようなんて思ったことないもん(笑)。 内容も何も知らなかったんだけど、フォントのくねっとした感じとかを見てるうちに、 「な、何か挑発されてる気がする…!!」 と感じて 「受けて立つぜ!」 と購入したら、 「脳」 をテーマにしたお話でした。 うおー、私の脳に働きかけてくるなんて、スゴイ表紙だぜ!(笑) なかなか面白い体験でした。


という訳で、大好きな脳研究に囚われて人間性をおろそかにしがちな源博士と、人間性の固まり (ただしちょっと自虐・笑) みたいなみのりちゃんとの、ハイテンションな脳話です。 博士は脳が人間を幸せにするという仮説を持っていて、それを証明するためには、自虐的な発想を繰りかえすみのりちゃんの脳 (自虐脳と言うらしい) が幸せになればいいと考えるんですね。 そのために、脳に良い栄養がある食事やリラックス効果のあるものを彼女に 「投与」 していくわけです。 でもデータ重視のためか、時には突拍子もないもの (バナナの味噌汁とか・笑) を彼女に食べさせたりしてとても危険(笑)。 しかもみのりちゃんの脳は、博士が良かれと思ったものすらマイナスに変換してしまうので、その奥深さに博士は夢中になっていって… という展開。


この夢中さはあくまでも実験体に注ぐ情熱なんだけど、傍目にはまるで恋のようにすら見えるくらいのハマりっぷりなのが面白い。 情熱を注ぐ相手が 「脳」 なんだもの、少女マンガとしては、明らかに一歩ズレてる。 でも、そのズレが妙に楽しいんだよね。 まっすぐに 「幸せ」 を求める博士につれられるのか、気づくとつい一緒に 「幸せ」 について考えたり、みのりちゃんと一緒にちょっとしたことに 「幸せ」 を感じたりします。 何ていうか、彼らの熱中ぶりは涙ぐましくて、データやら仮説といった小難しいものを使ってまで切実に求める対象が、 「幸せ」 というある意味とても抽象的なものだっていうズレが、また微笑ましい。


だって、 「幸せにしたい」 ってどういう経路で発露する感情なんだろう?って思わず考えちゃったもん。 博士は、仮説を証明するためにみのりちゃんの脳を幸せにしようとしてるけど、それはみのりちゃんの脳が自発的に考えたことではないじゃないですか。 そうすると、博士の脳はいったいどこまで、誰までを幸せにしようと考えるんだろう? 研究に恋しているから? 実は研究よりも 「人」 が好きだから? それともみのりちゃんだから? 誰かを幸せにすることで自分も幸せになるということはあるけれど、それに 「脳」 が絡むとどう考えればいいのか、私の足りてないラブコメ脳では難しいです。 だからこそ、このマンガがどんな答えを導き出すのか、その結末は見届けたいと思わせてくれました。 ところどころ挿入される脳話も面白いしねw (ちなみに一番のお気に入りは第3話w)  いろんな意味で興味深いお話でした。

  以下各話語り。




・仮説1 脳は人を幸せにするか?
私は、夢を語る人が好きです。 小さい頃の塾の先生が、野鳥の繁殖に全力を傾けているような人でした。 表情もどこか子供っぽくて勉強もそっちのけだったけど(笑)、目がね、すごく輝いてたのを今でも覚えてる。 源博士を見て、その先生を思い出しました。 祖父がくれた宝物 (=脳への興味) に対して今でも真摯に向き合っている姿は、なかなかカッコイイです。 みのりちゃんが笑顔を見せたように、源研の人たちがどこか楽しそうなのは、博士の脳波がみんなに影響してるのかもしれないですね。


・仮説2 自虐脳は脱却可能か?
私も実生活では結構な自虐脳の持ち主なので(笑)、青木さんのコンプレックスはよく分かるなぁ。 失敗だってキライだから、博士のようには考えられない。 でも、失敗が教えてくれることがたくさんあることも、悔しいけど知ってるんだ。 みのりちゃんが笑って 「貧乏のプロ」 なんて言えただなんて、結構スゴイことだよね。 1ヶ月前の彼女にそれが出来たかと言えば、絶対にノーだ。 みのりちゃんの笑顔、可愛かったですw


・仮説3 化粧は脳による自己防衛か?
一番好きなお話。 私自身はお化粧が嫌いで、肌さえ綺麗なら絶対にやりたくない作業だったりします (つまり、綺麗じゃないからやる・笑)。  でも、お化粧の力で元の魅力を更に増していき、なおかつ気力まで上がっていく女性を見るのは好きです。 化粧って、そんな儀式めいた力がありますよね。 男性ウケとかより、自分の為っていうほうが絶対比重あると思うので、白石さんにはすごく共感。 女性のメイクについて男性がどう考えてるか分からないので、このお話を読んだ感想を聞いてみたいです。 


・仮説4 非日常で脳の妄想力を高められるか?
やっと来た恋バナ。 でも何か違う!!(笑) 吊橋効果を確かめるために吊橋に来るっていう短絡さが結構ツボでした(笑)。 でもなー、ちょっと間違うと本当にいじめっぽくなってしまうやり方だったので、 「幸せにする」 って難しいですよね。 っていうか、これでめでたく吊橋効果は発生したのでしょうか!? 2巻ではもうちょいラブ展開があると良いなw (←どこまでもラブコメ脳・笑)


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