『別冊花とゆめ11月号(2010年)』の感想

別花11月号
『別冊花とゆめ11月号(2010年)』


白泉社
2010年9月25日/¥495+税





<感想>
『燈港メリーローズ』 を追うために先月から突発的に始まった 『別花』 感想、第2弾です(笑)。 表紙と巻頭カラーは藤崎真緒さんの新連載 『薔薇色ガーディアン』、 ふろくは 『オトメン』 『らせつの花』 『1+1』 『お気に召すまま?』 『ガラスの仮面』 のカラフル便箋帳でした。 巻頭企画は、9月10月のコミックス連続刊行記念企画 『ガラスの仮面』 プロジェクト。 どーでもいいけど、何故このキャスティングにしたんだろう…!!??(笑) マツコさんが意外とハマるのにびっくりです。 でも一番は野際陽子さんだと今でも信じてます! (このネタ分かるかなぁ)

例によって例のごとく全部書けませんが、書いたものに関してはがっつりなボリュームになっちゃいました(笑)。 ちなみに書いたのは 『薔薇色ガーディアン』 『燈港メリーローズ』 『執事様のお気に入り』 『お嫁にいけない!』。  『続きを読む』 に収納しますねw




●藤崎真緒 『薔薇色ガーディアン』
名門校に編入した小春は、学園の立派な庭で、まるで王子様のように恰好いい青年 (ただし全裸) と出会う。 彼は成績優秀者しかいないはずの 『薔薇部』 に小春を無理矢理入部させるのだけど、それには理由があって――。

という藤崎さんの新連載は、最初からとても藤崎さんらしい展開になってました。 ヒロインの背が低くナイスバディ、でも自分自身に性的な悩みがあり、ルックスも頭脳も完璧な相手役が、彼女のコンプレックスを守ってくれつつ性にも積極的、という定番の展開が逆に安心感を与えてくれます。 もうこの作者さんはこの路線で良いと思うので、がっつりやって欲しいものです (←何をだ・笑)。

マンガのこともそうだけど、男性への恋心にしてもやはり 「安心感」 というのは大切ですね。 小春ちゃんがあっさり桐谷に転んだ気持ちも分かるんです。 理想と違ってセクハラ大王だったという幻滅も、初めて与えてもらった 「安心感」 の心地よさには敵わない。 ただ、与えられるばかりではやっぱり 「恋」 とは言えないので、その辺を小春ちゃんが如何に頑張ってくれるのかが楽しみです。 会話のテンポも良くて個人的には楽しめました。


●都戸利津 『燈港メリーローズ』
やっぱり面白かったです! 東洋と西洋の文化混合が大好きなので、燈港の建物や街灯・美術品など、精緻に描かれた背景にうっとりと見入ってしまいました。 こうやって町並みを描きあげてもらえると、読者も作品世界に入りやすいんじゃないかなw …作者さんは大変でしょうけど(笑)。

今回も、アゼリアの潔癖な存在感と、オーガストの思わせぶりな言動に、いちいちときめいていしまいました。 特に後者。 すみません、オーガストがかなりカッコイイんですけど…!!(笑)  元々私、正装でキザをやらかす人に弱いのだけど、彼は存在自体が謎めいてるせいかいろいろと深読みしてしまって、気付くと目が離せません。 そうか、誑かされるとはこのことか! (←何か違うだろ…でも褒めてます!・笑)
 
でもって、そんな風に思わせぶりな男の眼にアゼリアちゃんはどう映っているのだろう?と考えてしまいます。 見知らぬ土地で無謀とも言える行動力を発揮する彼女は、びっくり箱みたいでとても魅力的。 むしろ、 「燈港」 という土地が持つパワーに一つも引けをとっていない存在感です。 彼女はオーガストに上手く乗せられてると思っているだろうけど、その予測できない言動と潔癖な眼差しに揺さぶられてしまうのは、彼も同じなんじゃないだろうか。  「あなたが必要だ」 と言われた後にオーガストが浮かべた口元の笑みは、やっぱりとても思わせぶりで様々に受け取れるんだけど、私は単純に嬉しかったんじゃないかと思ってます。 次回もとても楽しみだw


●伊沢玲/津山冬 『執事様のお気に入り』
あぁぁ、何か切ないなぁ!  いろいろ切なかったです。 伯王の気持ちを聞きたくて空回りしてる良ちゃんを見てる時は微笑ましかったのに、神澤の事情を自覚ある諦念で受け入れる伯王とか、彼に想いを伝えることを飲み込んだ良ちゃんの姿とかは、本当に切なかったです。 そして良ちゃん同様、伯王も当然それ(告白)を抑えてるんだという事実が、一番切ないっ。 だって気持ちは同じなのになぁ…!!  「好き」 だけではどうにもならないのは当たり前なんだけど、 「好き」 だからどうにか出来る力が湧くのも事実だと思うのです。 いつかは二人がそこに向かって力を合わせてくれる展開になると信じてます!
 
…それに何となくだけど、碧織衣さんもそれを信じてるんじゃないかなって思う。 伯王自身が納得した道を進むことを願っている彼女が、隼斗さんと庵さんに 「頼む」 と言った意味は、 「伯王は現状に納得していなさそうだけど今のまま進むって言うから宜しくね」 ということではないと思うのです。 伯王が頑張りたいって思った時に支えになってあげて欲しい。 そういう意味に聞こえたんだけどどうなんだろう?  とりあえず伯王は良ちゃん次第だと思うので、今一番頑張り時なのは彼女なのかもしれない。 良ちゃんらしく、真っ直ぐ突き抜けて欲しいです。


●藤原規代 『お嫁にいけない!』
冒頭のシーンに驚きすぎて、しばらくページを捲れませんでした。 私が読んでいないコミックス2巻から今に至るまでに、あの二人にどんな変化があったんだ…!! (←いや、元々そういう関係だっただけかも・笑)  
それはともかく、 「一番大切なもの」 がテーマなお話でした。 そんなものが簡単に判明するはずもなく、マドカさんはずっと悩んでたわけですが、少なくとも久賀さんが 「一番ではない」 ことを自覚できただけでも収穫なのかもしれません。 今までマドカさんは、ただ自分のプライドをってるだけだった。 でもそれって、家事が苦手なくせにユウキくんに頼ってでも頑張ってきた 「マドカさん自身」 を否定してきたことだと思うのです。 彼女を一番理解してくれてるのは間違いなくユウキくんだけど、誰よりもマドカさん自身が、自分のことを認めてあげて欲しいなって思いました。 さて、そろそろユウキくんに攻勢をかけて欲しいところだな・・・とドキドキしたところで来月1回お休み。 お預けです(笑)。


●次号予告
何といっても、潮見知佳さんの新連載 『ゆかりズム』 が楽しみです! そーいえば、まだ 『らせつの花』 の8・9巻を読んでないのです。 うぉぉ、新連載前に読むぞ☆ 前回の読みきりが楽しかった奥山えりさんの 『つむぎの森ごはん』 もちょっと期待。 あとは 『執事様のお気に入り』 のふろくが付くので気合を入れてゲットですよ!



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