2010.10.05
アニメ『STAR DRIVER 輝きのタクト/第1話『銀河美少年』の感想
STAR DRIVER<スタードライバー>輝きのタクト 1
【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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アニプレックス (2011-01-26)
五十嵐卓哉/榎戸洋司/伊藤嘉之/神前暁
宮野真守/福山潤/早見沙織/石田彰/戸松遥/坂本真綾
五十嵐卓哉/榎戸洋司/伊藤嘉之/神前暁
宮野真守/福山潤/早見沙織/石田彰/戸松遥/坂本真綾
●第1話 『銀河美少年』
(脚本:榎戸洋司/作画監督:伊藤嘉之/絵コンテ:五十嵐卓哉/演出:浅井義之)
『 颯爽登場っ。 銀河美少年! タウバーン!! 』
綺羅星!!(←挨拶!) ―― というわけで(笑)、始まりました 『STAR DRIVER 輝きのタクト』。 とりあえず笑いましたw 1話見ただけでいろんな笑いが楽しめますよ。 タクトたちの青春っぽいシーンには微笑み、学生寮オリエンテーションの唐突なテンションに苦笑いし、空回る主人公を宮野さんが熱演するハマり度合いに含み笑をもらし、福山さんのとある台詞に身悶えながらニヤニヤし (←変態か!・笑)、 …そして、最後はジョージの 『貴様、銀河美少年かぁぁぁ!』 に爆笑でした(笑)。 え?若干褒めてない笑いも含まれてるって? 気のせいです気のせい。 全部ひっくるめて、良い笑いでしたw
「学園モノ」 というジャンルに 「ロボット 」という要素が融合する―― それだけでも魅力的なのに、それを演出するのが 五十嵐監督+榎戸脚本+BONES製作 だというなら、期待しない方が難しい。 巫女、サイバディ、アプリポワゼ、スタードライバー、そして銀河美少年(笑)… など、思わせぶりな単語を撒き散らしつつ回転の速い展開と勢いで疾走した第1話だったので、正直初見だと 「??」 となる部分もあります。 でも設定はきちんとしているし、何より 『青春を謳歌したい』 という主人公の在り方はかなり好みw いやぁ楽しめました。
☆個人的キャラクターメモ
・ツナシ・タクト →銀河美少年な主人公。 泳いで孤島にやってきた。 父親は画家(?)。 祖父の言葉を頼りにしている (祖父何者?)。 充実した学園生活を送るのが希望。 サイバディ 「タウバーン」 のスタードライバー。
・シンドウ・スガタ →巫女と婚姻を結ぶ島の名家の息子。 ワコちゃんをからかうのが多分好きな笑い上戸(笑)。 クールな武道家。 タクトが島に来た理由を訝しむ。
・アゲマキ・ワコ →胸元にY字の印をもつ巫女。 食いしん坊w 人を匂いでかぎ分けるのは特技?(笑)。 東京に出る予定がある。 タクトの命の恩人。
・ヘッド →綺羅星十字団のリーダー(?)。 石田ボイス!(笑)
・カタシロ・リョウスケ →ヘッドと一緒にいた三木ボイス。 個人的にはタクトの父親じゃないかと予想(理由は後述)。
・サカナちゃん →気多の巫女。 歌が最高に良かった! しかも美人。
・シナダ・ベニオ →学生寮寮長にして綺羅星十字団員。 個人的には萌えない(ぇー
・ホンダ・ジョージ →レイジングブル。 ボクシング部。 ヤラレキャラ(笑)。
☆会話集
『――僕なら、ワコを…』 (スガタ)
『やめて! …お願い、約束して。 スガタくんは絶対に――』 (ワコ)
冒頭のシーン、ワコとスガタの関係的にはいきなりクライマックスから始まった感じです。 二人は幼馴染で許嫁で、スガタはワコを憎からず思ってそうだけど、ワコちゃんは友達感覚なのでしょうか。 この後、タクトを救うためにワコは握っていた手をスガタから離すんだけど、その時スガタが見せた呆然とした寂しげな表情に、りるさんはKOされたらしいですよ (←そうなの!?・笑)。
『着いたんだ――僕の新しいステージに!』 (タクト)
海を泳いでまで辿りつきたかった島。 それはタクトにとってどんな意味があるのか。 そして、謳歌したい青春というものを彼がどう捉えているのか。 今のところ言動が祖父の助言に基づいてるので、タクトが秘める謎も情熱も全然見えないままです。 当然スガタも 『命懸けで海を渡ってきた本当の目的は何だ?』 と訝しんでいる訳で、気になるポイントはみんな一緒。 でも逆を返せばこの島は、 「命を賭ける」 意味のある 「ステージ」 だ、ということ。 島自体にもまだまだ秘密がありそうです。
『で、ツナシ・タクトくん? つかぬ事を伺うが……ファーストキッスはもう体験済みかな?』 (スガタ)
『青春の一大イベントとして経験する予定ですっ』 (タクト)
『(ぶーっと吹き出して)な、何言ってんの!?』 (ワコ)
『(知らん顔で)人工呼吸はキスに含まれると思う?』 (スガタ)
『人 工 呼 吸 ……?』 (タクト)
各々の性格が表れた良いシーンだったと思います。 表情や台詞回しで分かりやすく表現してくれると嬉しくなりますw さらに言うと、一見明るいこの雰囲気が、実はスガタによって演出されたものであることも何となく伝わってくる。 要するに、この場でワコの唇の行方を一番気にしているのがスガタだってことですね。 誰だって、気になる女の子が見知らぬ男に人工呼吸をしてたら複雑だと思う。 タクトの返答と言うよりは、自問自答に近かったのかもしれないと感じました。 タクト自身は答えを持っていなかったけど、後々解答を得ることは出来るのかな?とラブコメ的にも意味のある場面でしたw
でもそんなことよりも何よりも! 個人的には福山さんの 『ファーストキッス』 という発音に身悶えてしまって大変でした!(笑) だってえろい、無駄にえろいんだもんーーーっ!(笑) 思わず5回ほどリピートした私は悪くない…。
『綺羅星!』 (ヘッド)
「「「「綺羅星!」」」 (綺羅星十字団員)
もはや、これがないと始まらない名言(笑)。 さっき学園で見かけたっぽい人たちが、仮面をつけてこの場にいるお約束展開は大好きw 彼らはお互いの正体を共有してるのかな?
『(ジョージらに向かって)見るからに怪しげな奴ら!』 (タクト)
確かに!(笑) 笑止、でしたw
『そういえば、シンドウの屋敷に泊まったという少年、結局金山址に来たよ』 (カタシロ)
『父親を捜しているのかな?』 (ヘッド)
『――っ!!』 (カタシロ)
瞬間的に、カタシロがタクトの父親なのかな?と思ってしまった。 直感した後に考えてみると、タクトの父が書いたという絵のサインが「R」でしたね。
『一つ目の封印を解いたのね!? あなた達、何をしてるか分かっているの?』 (ワコ)
私が正直よく分かってない(笑)。 『信じられない…こんな巨大な空間を創り出してる』 の主語が誰なのかとかもね。 なので、このシーンはもう一度見直したいなぁ (会話メモが取れなかった!)。 巫女の封印を解くとサイバディに新たな仮面が与えられる…? 仮面がないと異空間には入れないから仮面が必要ってことだ。 そもそも、何故異空間に入るのに仮面が必要なのか?という大前提がある。 設定的なものが明かされるのは、まだまだこれからですねー。
『この辺までしか聞いてねぇぞ、ジイちゃん…。 印が光ったら、どうなる…?』 (タクト)
『まさか、あなた…』 (ワコ)
『――貴様、銀河美少年かぁぁぁぁ!!』 (ジョージ)
胸元の印があるのも、異空間にも仮面無しで入れるのも、巫女と一緒。 それが銀河美少年? 巫女と対になる存在ってこと? タクト自身もあまり詳細を知らないみたいだけど、そうなると事情通なジイちゃんの存在が気になります。 何だろ、銀河美少年ってもしかしてDNA?(笑)。 っていうか、銀河美少年って有名人だったんだ!(笑) 美味しすぎるわぁこの設定…w
『やりたいことと、やるべきことが一致するとき、世界の声が聞こえるってのはこういうことか…! さぁ上げてこうか。 共に青春を謳歌しようぜ! アプリポワゼ!!』 (タクト)
「この辺までしか聞いてない」 タクトが、アプリポワゼを知っているのは、 「世界の声」 を聞いたから? じゃぁ 「世界」 って何だ? この異空間か。 でもタウバーンは、ジョージが乗ってたアレフィストなどとは違ってまるで異空間から生えてきたみたいな登場だったし、島に元々あったサイバディとは違うような気がするし…。 いずれにせよ、 『共に青春を謳歌しようぜ』 という台詞がイイですね。 タクトがタウバーンを相棒だと思っている感じが好きです。 ロボットモノの極意はやっぱりバディ感だw
『偽りの仮面を打ち破れ――そうだな、ジイちゃん!』 (タクト)
タウバーンのデザインが好きだー! 何気に 「銀河美少年」 のコスとも似たデザインが相棒度アップさせてくれます。 くるくると舞いながら戦う優雅さはボディデザインとよくマッチしてて、まるで舞踏会みたい。 アレフィストの無骨な重量感もきちんと出てるし、バトルシーンにはとても満足! やっぱカッコイイなBONES! …っていうか、ジイちゃん本当に何者…?(笑)
・ラストシーン
・エンディング
海の上でワコちゃんとタクトが笑いあうシーンや、EDの「電話ボックスで雨宿り」なんかは、まさに青春!って感じで思わずニヤリです。 実際にタクトたちはこんな風に青春を謳歌できるのでしょうか。 楽しみですーw
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STARDRIVER輝きのタクト