『LaLa12月号(2010年)』の感想

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『LaLa12月号(2010年)』

白泉社
2010年10月23日/¥400+税





<感想>
表紙は『夏目友人帳』より、なんと主役を差し置いて(!)ニャンコ先生の独壇場です! 実はふろくもニャンコ先生、全サもニャンコ先生・・・という「ニャンコ先生☆パーティー号」だそうな。 よく分からないネーミングだけど(笑)、幸せそうなので良し!  巻頭カラーは『学園ベビーシッターズ』。 巻頭企画では『遥かなる時空の中で5』のキャストコメント掲載と全サ紹介がありました。

今号は何といっても『きゃらめるBOY』の煩悩にメロメロになりました!(笑) 全編ニヤニヤしっぱなしで楽しかったなw  あとは『金色のコルダ』ですね。 「やっとかよ!」と思いつつもやっぱりツボな男です、彼。 次点で『狼陛下の花嫁』でしょうか。 可愛かったです。 


●時計野はり 『学園ベビーシッターズ』
やばい、大変良いお話で泣きそうだったのに、最後のコマの犀川さんがオイシイとこ全部持ってったー!(笑) 「大変感動しました」って、一体何時から見てたんですか? しかも、周囲に全く気付かれないなんて!と彼の秘密の技にドキドキしました(笑)。  それにしても虎太郎くん、一歩ずつ階段を上がる頑張りはもちろんだけど、おめんちゃんに「ありがと」を言える礼儀正しさが本当に素敵。 いろんなところから竜くんを大好きなことが伝わってきて、もうホントに可愛かったです。 あと、狼谷くんもナイスフォロー! 彼も立派な「お兄ちゃん」ですねw 


●藤原ヒロ 『会長はメイド様!』
葵ちゃん好きなので今回楽しかったですw 彼が美咲ちゃんを好きなことなんて本人達以外はとっくに分かってたことだけど(笑)、それを葵ちゃんが「自覚した」ってことがやっぱり重要なんだよね。 彼の好きは恋とは違うかもしれないけど、「何よりも可愛いもの」っていう認定は、誰に向ける感情より特別なんだと思います。 基本視野の狭い子なので、さつきさんが大人として彼にアドバイスしたことも凄いって思う。 誰かのためを初めて意識出来たこと、素敵でしたw あ、衣装はやっぱり美咲ちゃんのが一番好きかな。 あと、碓氷の着ぐるみも好きだ!(似合うし・笑)


●緑川ゆき 『夏目友人帳』
「いっぱい大事なこと すっかり忘れてしまったんだろうなぁ」 ・・・多分それは本当にたくさんあって、寂しいことかもしれないけれど、「忘れた」と認められたことは大事な一歩になるんじゃないかと思います。 何かを忘れても、自分の名を呼んでくれる人がいる有り難さ、帰る場所がある幸せ。 そういう「宝物な日々」は、また夏目の手元に戻ってきた。 忘れても、決して「失われた」わけではないんだ。 帰宅後、仲間に囲まれてる夏目を見てしみじみそう思ったら泣けてしまいました。 

もう一つ思ったのは、この幸せにはニャンコ先生の存在が本当に大きいんだっていうことの再確認かな。 夏目の安寧を考える上で避けられないのが妖との関わりだけど、その中で一番大きな障害となるのは「妖が他人に見えないこと」。 他者との理解を隔絶させてしまうその障害を、でも、ニャンコ先生だけが持っていないんですよね。 だからラストシーンで、一緒に写真に映ることができる。 たったそれだけのことかもしれないけれど、たとえ本質とは違う姿であっても「妖の姿を他人と共有できる」という安心感は、どれだけ夏目を癒したんだろう? ・・・珍しく夏目が藤原夫妻に頼んでまで先生と写真を撮りたがったことが、その答えであるような気がします。 そして、敢えて「友人帳をいただくまでの付き合いさ」と(恐らく自分自身に)言い聞かせるニャンコ先生の言葉からも、逆説的に先生の優しさが伝わってきました。 ものすごく大好きです、このシーン。


●樋野まつり 『ヴァンパイア騎士』
藍堂センパイの父上が渋くてイイですね・・・!(←実はロマンスグレー(死語)に弱いんです!)  あと、「僕って信頼されてるんだ!」と陶酔してる藍堂センパイだけど、「不当に留置するのは構わない」って放置プレイは信頼でいいのか?とツッコんでおく(笑)。


●田中メカ 『キスよりも早く』
えーと、実はずっとささやかな疑問があるんだけど……まーくんは本当にブンちゃんとの婚姻届を出しているのでしょうか。 これ、めっちゃ今更なんだけどどーも気になる。 意外とロマンチストなまーくんが、妻の本心からの同意なくして届出するかな…。 何故今回書いたかというと、ウェディングドレスが登場したから。 ロマンチックを破裂させたのは本当に「教師だから」っていう理由だけなの?って思ったら疑問が再熱してしまいました。 まぁどっちでも良いんだけど、とりあえず次回こそ鉄兵くんの出番を…!(←最重要項目・笑)


●可歌まと 『狼陛下の花嫁』
夕鈴の「わがまま」を叶えてあげたい陛下と、そもそも「わがまま」の使い方を間違っている(笑)夕鈴との、温泉編1日目。 こういうドタバタ加減はいつも安定して面白いですw 可歌さんの手書き文字はいつも作品の雰囲気を後押ししてくれるんだけど、今回の「おんせん お得じゃないですか!?」も上目遣い同様すごく可愛くて、「夕鈴にしか出来ない」って言ってもらえて頑張りたかった彼女の気持ちがすごく伝わってきました。 寝台での陛下の体勢は明らかに、夕鈴の寝顔を見守ってるうちに寝ちゃったエヘw って体勢だよね…っ!?とちょっと萌えました(笑)。 2日目のドタバタも楽しみですw


●津田雅美 『ちょっと江戸まで』
ここ最近の「おとな側の事情」に翻弄される子供たち(一部、己の煩悩に翻弄されてただけだけの人もいる・笑)が修学旅行に行く話。 渦中の人であるぼっちゃんが、自分の立場を「生温く許容されてる」と捉えているということは、今後一番翻弄される運命にあることへの土台なのかな? と思いつつも、何となく己の気持ちを自覚したソウビちゃんが可愛かったですw 


●森生まさみ 『きゃらめるBOY』
めちゃめちゃ面白かったー♪ このお話は、もとか視点と瞬くん視点がほぼ交互に描かれるんだけど(森生さんお得意のバターンですね)、特に瞬くん視点の時の爆笑度と微笑ましさはハンパないです! 駄目だ駄目だと思いつつ一晩中グラビアをガン見しちゃうとか、思春期ってイイなぁと思うw 冒頭で余裕ぶってた瞬くんだけど、本当は余裕なんて全くないくらい真剣にもとかちゃんに惚れてるんだもの、煩悩との葛藤だってカッコイイと思うのです。 とはいえ、「目がえっちぃ」と評されて機嫌が直るのもどーなんだ青少年…(笑)。 いろんな意味で女のこの方が早く大人になってしまうので、年下少年は焦りが募るだろうけど、彼ならその焦りを自分の魅力に変換してくれると信じてますw  あとはアレですね、「ブラックもとか」のネコ耳しっぽにモコモコ衣装がめっちゃ可愛くて、私本当に自分がオヤジ趣味なんじゃないかと悲しくなりました…(笑)。  


●呉由姫 『金色のコルダ』
そもそも何故私が土浦を好きかというと、ピアニストだからです。 私は幼いころピアノを習ったんだけど全然上達しなくて、そんなある日、太い無骨な指で素敵な音色を奏でる羽田健太郎さんのコンサートを聴いて大感動したんだよね。 土浦にしても、体育会系のピアニストというのが、憧れすら抱くようなツボ加減なんですよ!(笑)

なので私はどーしても彼に頑張って欲しかったんだけど、彼は自分のことより他人の世話を焼いちゃうような面倒な男でして、まぁそんなところもツボなんだけど(笑)、ちょっと歯痒かったのも事実。 だから今回は本当に嬉しかったなぁ…! 楽器屋で幼い女の子を誑かしてた(←)のも嬉しかったです(笑)。 っていうか、私もあの子みたいな感じなんだろうなって思うので…。 いろんなことを難しく考えすぎてるみたいだけど、実は彼の行動理念も結構シンプル。 衝動の元をたどればいつだって香穂ちゃんがいるわけで、その想いを堂々と口に出来た彼はなかなか恰好良かったですw もっとみっともなく形振り構わないような愛情を、彼女とピアノに注いであげてください☆
 

●なかじ有紀 『純愛ラビリンス』
何だかハルちゃん切ないなぁ…。 とは思うもののそんなことはどーでも良くて(え…)、内田Pがめっちゃカッコイイです! いや、ビジュアル的な話じゃなくて(え…?)、「仕事の出来る男」という意味で。 なかじさんは過去作『ハッスルでいこう』もそうだけど、「仕事への臨み方」を描かせると本当に上手い。 仕事に対する事務的な能力だけではなく、『大事に行く!』と人を思い遣れるパワーも含めて、思わず憧れたくなる。 こういう憧れは、自分が社会人になってから余計に強く感じるものです。 きっとハルトもそう感じてるんじゃないかな。 その憧れは、きっともっと自分の仕事に還元できるはず。 嫌がってた人工呼吸も頑張ってくれる…よね?(笑)


●弓きいろ/有川浩 『図書館戦争 LOVE&WAR』
扉絵好きです! 郁ちゃんが3人を無条件に信頼してるのが伝わってくるし、本編中で小牧さんが「皆で笠原さんを支えよう」って言ってることの証明でもある。 査問のくだりは原作を読んでても厳しくキツかったけど、その分余計に「一人じゃない」安心感が生む強がりに励まされたのを覚えてます。 郁ちゃんの頑張りも、それを認める堂上教官も、何が正しいかなんて絶対的なものではなく、自分が正しいと信じたものを拠るべき場所としているだけ。 その揺るぎない信念が、とても好きw  私も試練の壁に負けたくないなぁと、自然と思わされましたw


●一ノ瀬かおる 『未少年プロデュース』
巴先輩、満足そうだなぁ…!(笑) 巴先輩の思惑がどうであれ、彼女に「可愛い」の一言も言ってやれない男は個人的にアウトなので、今回は彼に賛成です。 それに、秘密のお姫様を逆プロデュースしちゃえ、っていう発想と実力は、やっぱり凄いなぁと。 敵に回したくないですよね、こういう人…(笑)。


●辻田りり子 『恋だの愛だの』
ちょうどタイミング的にDXで「好き勝手やる」と決めたからか、椿くんが好き勝手やってて楽しかった(笑)。 冒頭で他者を観察して解った気でいるかのこ→スパイ組織がどーのこーの→結局他者を理解できてない(椿の恋に気付かないのも含む)、という流れも気持ちイイ。 そんな簡単に他人のことは理解できないもの。 彼女は人の計略や悪意には敏感で、そういう問題には対処できるけど、「恋」が絡むと一気にヘタレるんですよね。 確か友情もそういう失敗を経て会得したはずなので、恋愛もそうなるといいなぁw


●次号予告
巻頭カラーは『狼陛下の花嫁』。 2度目ですね、嬉しいです☆ 1月号なので、ふろくがカレンダー。 密かに毎年楽しみだったりします。 連載再開は『キミに×○×○』、1回お休みは『ヴァンパイア騎士』。 よみきり掲載が、あきづき空太『ヴァーリアの花婿』と響ワタル『銀狼の櫻』だそうです。 それにしても、花嫁だの花婿だのが相変わらず多い雑誌だよね・・・(好きですが・笑)。  



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>まとのさん

まとのさん、こんにちは! 2回目のコメントありがとうございましたw

>実はりる様のHPを見るきっかけもこの作品(原作)だったんです

ありがとうございます! 原作、テレビアニメ、DVD、漫画・・・と、メディア展開分は一応全部感想書いてるので(やりすぎ・笑)嬉しいですw

>郁ちゃんの真っ直ぐさが眩しく、それを共に支える仲間が素敵です

皆も本当はまっすぐなんだけど、大人はそれを抑えたがる。 でも、郁ちゃんにひっぱられて、彼女のその幼いまっすぐさを大事にしようって思えるところが素敵ですよねーw 

>そして次回はあの恥ずかしいシーンがあるはず…!!

私も今から期待してるところです(笑)。

その他の感想も読んでくださってありがとうございましたw またお話できたら嬉しいですー☆

>もとさん

こんにちは! コメントありがとうございましたw
お返事遅くなって申し訳なかったです・・・。

>長く彼にはやきもきさせられてきたので(笑)

本当ですよねー! このままだとマジで「いいひと」で終わっちゃう!と思ってたんですけど(笑)、やっと動いてくれて良かったです。 

>見上げての告白がツボでしたw

そーいえば、見上げる構図って少ないですもんね~。 告白そのものに興奮してて言われるまで気づかなかったんですけど(えー)、読み返してみて納得! これは私もツボでしたw
志水くんの出番欲しいですよねー。 私ももとさんのうっきうきな感想が読みたいので志水くんを熱望してます(笑)。

こんにちは!

こんにちは、まとのと申します。えっとコメントは二回目くらいです。

私も『図書館戦争』よかったです!実はりる様のHPを見るきっかけもこの作品(原作)だったんです。弓先生は見せ方がとてもお上手ですよね!!小ネタもきいてて大好きです。
『内乱』の厳しい部分に突入しましたね。でも好きな話なので楽しみです。今回も信頼関係がよかったです。郁ちゃんの真っ直ぐさが眩しく、それを共に支える仲間が素敵です。そして次回はあの恥ずかしいシーンがあるはず…!!(笑)個人的には原作で爆笑した「…エスパーかなんかか!」のセリフがあって嬉しかったです。

その他の感想も楽しくにまにましながら読ませて頂きました。色々同感です(笑)長文失礼しました。

まとの

こんにちは。
個人的にはやっぱりコルダが印象的な号でした。長く彼にはやきもきさせられてきたので(笑)。背が高いので香穂ちゃんを見下ろす構図が多い中、見上げての告白がツボでしたwうまくいくかはともかく一歩前進ですね。ライバル達から一歩リード!
来月は志水くんいるといいな(笑)。

>ジャスタウェイさん

コメント+TBありがとうございました!
突然お邪魔したのにお早いレスでびっくりしましたw 私も嬉しかったです。

>最近、なんだかLaLaは『夏目友人帳』づくしですよね!

ニャンコ先生というキャラクター性が素晴らしいんでしょうねw だって可愛いですもの! もふもふしたいですもの!(←

>ニャンコ先生の存在が、改めてありがたく感じましたねぇ~しみじみ…

本当に仰るとおりです。 自分を放っておいてくれない存在がいてくれる有り難さというのを、ひしひしと感じました。 斑バージョンはカッコよかったです!

>今回はちょっと物足りなかったような(ぁ

私は結構満足しましたけど、確かに一番面白い!ってパワーじゃなかったかもしれないですね。 次号は巻頭カラーなので気合入れて読みたいですw

こちらこそ、ありがとうございましたw またお越し頂けると嬉しいですー。

こんばんは。

こんばんは。
「ジャスタウェイの日記☆」のジャスタウェイと申します。
LaLaの記事に、コメントありがとうございました!
滅多にコメントやTBもないので、嬉しくてはせ参じました(笑)

最近、なんだかLaLaは『夏目友人帳』づくしですよね!
今回は表紙もニャンコ先生だし、
あの短い足を組んでドドンと威張ってる様子がなんともいえません(コラ
お話の方は、相変わらず切なかったですけど…
ニャンコ先生の存在が、改めてありがたく感じましたねぇ~しみじみ…

実はいつもは『狼陛下の花嫁』をメインに
感想を書いていたのですが、今回はちょっと物足りなかったような(ぁ
次号に期待したいですww
ではでは、失礼しました。
Secret


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